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# by guestmovie | 2011-12-31 23:45 

ホセレイエスさんへ(11/11/29 掲示板より)



 まず、パンチャータイプになっている事は間違いないようですから、パンチャー特有の力の出し方は伝わっているのでしょう。「どこが始動ポジションか」と言う事と「パンチャー特有の力の出し方と、スインガー特有の力の出し方の違い」が理解出来れば、ひとまずパンチャータイプで投げる事が出来ます。その事はペドロそっくりな加速期の写真に現れています。

 まずは以下の手順に則って基本を教えてください。

1)軽く前脚を挙げて後ろ脚に体重を乗せる。手はあらかじめトップの位置(パンチを打つ時の構え)に置き、そこから直接ボールを投げる。
 そうすると、自然に後ろ脚が力を発揮して地面を押し、重心移動が起きる。その反作用で手が後方に引かれる。これらがオートマチックに起こり、ストライドもオートマチックに生じる。だから、重心移動が始まる前の「軸脚に体重が乗った所」から直接投げれば良い。

※)この投げ方は担ぎ投げになるので、あまり良い投げ方では無く、あくまでも実験です。練習では無いので、練習として繰り返さないでください。またいきなり全力で投げて肩を壊さないようにしてください。この実験は8割程度の力で意味が解れば充分です。
※)意識と実際の動きの違いはカメラに撮影して見せてあげるのが理想的です。この際、何を意識して、その結果、何が起きたかを説明する事が大切です。
※)この実験は2〜3球で充分です。ただし意味が解るまではやってください。
※)身体を動かす意識では無く、手に持ったボールを瞬間移動的に可能な限り速く標的に到達させる事に意識を集中させます。

2)次に、グラブを置き、小さく前に倣えの姿勢を作ります。この状態で投球腕にボールを持ち、そこから前脚を軽く挙げて軸脚に重心を乗せて、そこを始動ポジションとして投げます。
 すると最初の実験よりも、投球腕のテークバックが柔軟に起きる事が解ります。ピッチングらしい円を描く動きになるでしょう。これは小さく前ならえの腕の方が腕がリラックスする事と、そこから後ろに動く余地が大きいからです。これで少しピッチングに近づきました。
※)この実験は2〜3球で充分です。ただし意味が解るまではやってください。また、これも練習では無く実験なので、練習として繰り返さないでください。


3)最後にグラブをはめて、小さく前ならえの状態から、両手をくっつけて下さい。そこから(2)の実験と同じように、前脚を挙げて投げます。すると(2)の実験よりさらに柔軟にテークバックが起きるはずです。これは、セットポジションでは右手と左手が支え合うので、両手がバラバラの状態より力を抜く事が出来るからです。そして、この動きはピッチングそのものです。


 始動ポジションについての鉄則は2点です。

1)前脚を挙げて軸脚に体重を乗せた所
2)グラブの中にボールが入ったセットポジションである事。

 現状(1)の条件は満たされていますが(2)が少し微妙です。

 また、重要な点として、グラブの位置をもう少し高くしてください。グラブが肘よりも上に有る事が大切です。
 なぜなら、始動すると重心移動が始まり、その反作用で手が後方に引かれますが、この際、ボールを持った手がグラブから落下します。この落下する軌道がテークバックで肘を挙げる軌道と重なるので、この落下運動がテークバック動作をアシストするわけです。したがって、セットの位置が低ければ、落下する距離が短くなり、テークバックの動作が小さくなりやすいのです。そうすると肘も充分に挙りませんし、胸の張りも小さくなります。これは肩肘双方にとって危険な事です。この動画の投手くらいの位置にグラブが有る事が大切です。

 また、後ろ脚の膝が突っ張らないようにしてください。この点はほぼ現状で問題が有りませんが、膝が突っ張って後ろ脚の拇指球に荷重が来ると、大腿四頭筋が緊張し、ハムストリングスが使えません。土踏まずの踵寄り、脛骨の真下あたりに荷重します。また、もちろん膝を「曲げる」と大腿四頭筋が緊張します。曲げるのでも突っ張るのでも無く、緩めると言う感覚を掴んでください。外見的には伸びているように見えても、突っ張るのと緩めるのとでは大きく違います。

 そして、次に、もう少しワインドアップのステップで投げる事を重視してください。(手の動きはノーワインドです)年齢的には全部、ワインドアップでも良いくらいです。
 ワインドアップのステップを取った方が脚が緊張無く挙る事と、ワインドアップからのピッチングはキャッチボールに適応出来るためです。
 ワインドアップで打者に正対している状態をボールを捕球した状態と考えて、そこから投手になったつもりでキャッチボールをしてください。近距離でのスローイングや助走を付ける遠投以外でです。平地で投げる場合は相手の胸に投げる感覚がストライクゾーンに投げる感覚になるので、キャッチボールでは本来、二人ともピッチャーが出来るのです。

 今回の内容を纏めると、まずは始動ポジションを確認し、始動ポジションから瞬発的に力を発揮する事、特に、グラブの中にボールが入っている状態から一気に投げる事を強調してください。身体を動かす意識では無く、手に持ったボールを瞬間移動的に可能な限り速く標的に到達させる事に意識を集中させます。
 そして、セットポジションの位置を修正して、後ろ脚の膝が突っ張らないようにします。ワインドアップのステップで腕はノーワインドで投げる練習をしてください。


 もう少し続きます。

 今日はコメント頂いたフィニッシュの件と、ワインドアップのステップの基礎と、守備への適応についてです。

 まずフィニッシュの件ですが、仰る通り、パンチャータイプの特徴として倒れ込む動きが大きくなります。ただ、この特徴はスインガータイプにも見られますが、特に外国人の特徴です。
 軸脚のキック力や前脚股関節伸展の力が上手く使えると、自然にそういうフィニッシュになるため、ラボでは後ろ脚が前脚をクロスして、倒れ込むようなフィニッシュになる事を目指しています。フィニッシュは動作の善し悪しを計るバロメーターになるのですが、後ろ脚が前に出て来る事と、グラブ腕が背中側に引かれずに、胸の前に残る事の二点を重視しています。
 サイドハンドタイプの場合、右投げなら身体が3塁側に傾きますので、投げた後の一歩は3塁側に後ろ脚が振り出され、打者に正対して着地する傾向が有ります。一番良く無いのは後ろ脚が前に出てこない事です。これは下半身が使えていない事を意味します。
 守備を考えると、この動作はマイナスなのですが、あくまでも投げる事を第一に考える立場から、この動作を良しとしています。この立場を取るピッチングコーチはアメリカにはいるようですし、日本でもそういう教え方をされている方はいるはずです。守備のフォーメーションの問題は戦術でいくらでもカバー出来ますが、投手の動作はもっと複雑ですからね。

 次に、ワインドアップのステップの基礎に関する補足なのですが、相手に正対した状態から最初に前脚を後方に引くのですが、この時、右投手ならセンター方向では無く、2塁手の方向に引く事が大切です。センター方向に引くと、そこから脚を挙げる時に大きく身体を捻らなければならないからです。なお、この前脚をセカンドの方に引く際、後ろ脚もプレートに対して斜めにセットし、次に平行にセットするとスムーズに行くと思います。(一気に90度 後ろ足の爪先の向きを回すより。)

 最後に守備への転用です。

 守備のスローイングの場合、始動ポジションで後ろ脚に体重を乗せると言う条件は満たせますが、セットポジションはほとんどケースで無理です。もちろん、より重要な条件は後ろ脚に体重が乗っている事なので、守備の場合、ステップの中で後ろ脚に体重が乗っている事が始動ポジションの条件となります。ステップの中で投げる前に後ろ脚に体重が乗った所が始動ポジションです。
 ただ、もちろん、始動ポジションでステップの流れが止まってはいけませんから、意識し過ぎるのもどうかと思います。基礎練習の中で、様々なステップワークの中で、どこに始動ポジションが来るのかと言う事を一度、把握すれば充分でしょう。

 もう一つ、特に内野手の場合、至近距離からのスローイングと言う問題と、後ろ脚に体重を乗せる事すら出来ない状況からのスローイング等が起こりえます。
 これは、投手のバント処理や、ランダウンプレーで起きる動きです。この場合、手をあらかじめトップの位置にセットし(ボールを相手に向ける)押し出すようなイメージで投げます。スインガーの場合、このようなトップの位置を作って投げるケースでも身体を捻って腕をムチのようなイメージで振ろうとする場合(テークバックで手を掌屈させてボールを下に向ける)が多いですが、パンチャーはそういう投げ方では有りません。この投げ方も、少しはやっておかないと、いきなりやるとスッポ抜ける場合が有るので注意が必要です。

 つまり、野手のスローイングと言うのは、理想的なスローイングにはなり得ないのです。ですから野手のスローイングの形の枠内でどのように投げるのが理想的かを考えるのでは無く(善し悪しは有りますが)野手の投げ方をした後に、投手の投げ方でキャッチボールをして、修正しておく事が大切です。野手は投手らしい投手の投げ方が出来ない人がむしろ大多数なのですが、投手に比べて遜色の無いフォームである事を目指してください。

 補足1
 セットポジションの際、あまり足幅が広いと、前脚を挙げる際に後ろへの体重移動が大きくなり、その反動で前への体重移動が起きるため、安定した始動ポジションが作れません。
 ただ、狭すぎるのも問題が有ります。人間の身体構造上、骨盤の幅から肩幅の間くらいになるのが自然なはずです。その意味では多少後ろへの体重移動が生じるのは防ぎようが無いのですが、広く足幅を取り過ぎると、前述の問題点が生じると言う事です。
 補足2
 肩回りの柔軟性は大切です。これには、良い動作、特にセット始動で投げる事が最良の動的ストレッチとなります。筋肉が硬くなるのでゴムチューブを使ったトレーニングはやらないようにしてください。

 今回は、スローイングに関する最も基礎的で最低限、必要な事を述べておきました。

 以上です。今回はどうも有り難うございました。

# by guestmovie | 2011-12-16 03:19 

プリンスおじさん



 まず構えですね。塚口理論は何なのかと言うと、その一つが黒人の身体機能に近づくためのトレーニングメソッドと、それを追求した構えです。構えについては、(http://bpllog.exblog.jp/14530917/) この中から「徹底追及骨盤前傾」や「体幹部操作」を参考にしてください。脚上げ型の場合、スタンスを広く取り過ぎると、後ろ脚に乗れないので、オートマチックステップの構えからスタンスを狭くしたのが脚上げ型の構えと思ってもらえれば結構です。
 脚上げ型には大きく前脚を上げて後ろ脚に乗る事を重視するタイプと、小さく前脚を上げて、動き始めを遅く設定するタイプが有るのですが、プリンスおじさんの場合は典型的な後者で、これはこれで成り立っているのですが、何よりも構えがまだ手つかずの状態なので、そこから始めていって下さい。極端に言うと、塚口理論による「〜黒人的な体の使い方」と、日本人の体の使い方は真逆であり、それを真逆にするための構えの理論であり、トレーニングのメソッドなのですが、実際に真逆の世界を体験しないと真逆である事が解らないので、そこに価値を見いだして取り組む事が出来る人が少ないのです。まぁ私がもう少し上手ければ良いのですが。(笑) プリンスおじさんの場合は、一言で言うと「良いバッティングをしている日本人」だと言う事で、これを「黒人」にするのが塚口理論だと言う事です。黒人以上に黒人らしい日本人を目指すと言う事です。スポーツの世界において日本人の動きと言うのは、まぁ絶望的なものですよ。動きを良くする=黒人に近づく事だと思って、普段から黒人の動きに興味を持って注目してください。日本人的な状態のまま技術論を云々しても意味が無いとは言いませんが、それ以前にまず黒人的な状態に近づかないと、そこが限界になると言う事です。日本のプロ野球選手で、そういう黒人的な状態でプレーした選手は一人も思い浮かびません。ただ、アルバートさんのスイングなんかを見てると、時折、日本人離れした動きをする所があるでしょ?そこをもっと突き詰めて行くと言う事です。

 続きます。

 脚上げ型の構えで参考になるのはこのバッターですね。(アダム•ジョーンズ) ただ脚上げ型で難しいのはジョーンズもそうですが後ろ脚に乗せようとして前の膝を内に入れると、前脚の前ももの筋肉(大腿四頭筋)が緊張しやすく、踏み下しがスムーズに行かなかったり、そこの緊張でスイングも硬くなってしまう事です。その点、プリンスおじさんのように膝を内に入れないタイプは後ろに乗りにくい(バランスを取りにくい)デメリットが有るぶん、前脚が緊張しにくいので、動作が全体的に伸びやかでバットの振り抜きはその方が良くなります。このタイプは後ろ脚の上でバランスを取りにくいので、おのずと脚を挙げるタイミングも遅くなる場合が多く、メジャーではむしろよく見られるタイプです。マニー•ラミレスやデビッド•オルティーズが典型的な例です。

 続きます。

 フォロースルーなのですが、両手で振り抜く事が大切です。しかし脚上げ型の場合、片手で振った方が体全体の動きにスイングが馴染む事も有って、そこがまた脚上げ型の難しい所なのですが、片手で振る習慣を付けると悪影響が出る事には変わり有りません。
 まず、最初は誰でも両手で振りますね。そして有る時、片手で振った時、開放感のようないい感じが有るんです。ここまでは良いです。ただ、その時いい感じがしたからと言って片手で振り続けると、最初に片手で振った時のようないい感じが無くなって行きます。スイングにキレが無くなってくるんです。これは片手で振り続けると手が先走って体幹の力が伝わりにくくなってくるからです。そればかりか、両手で振るように戻そうとすると、フォロースルーが意外に小さくなっている事に気がつきます。フォロースルーが小さい選手に対して、フォロースルーを大きくさせようとして片手でフォローを取る事を奨めるコーチがいますが、あれは大きな間違いです。
 具体的には(両手で振った時に)手首が上手く返らなくなり、ボトムハンドの肘が背中側に引けるようなフィニッシュになっていきます。技術的には、インハイの速球に詰まりやすくなり、遅い球を待ちきれなくなって行きます。最終的には外寄りの甘い球を(右打者の場合)左中間にライナーで飛ばす事しか出来なくなって行きます。(打球が上がりにくくなり、伸びにくくなります。)
 1990年代にMLBで片手でフォローを取る理論が流行し、殆どの強打者が取り入れました。しかし、急速に成績を落とす選手が非常に多かったのです。物凄い筋肉を付けている割りにはラインドライブヒッターが多く、飛距離がそれほどでも無かった打者が多くいました。

 今のプリンスおじさんのスイングは片手フォローのスイングとしては非常に良いです。しかし、問題はこの先、続けて行った時にどうなるかと言う事です。ただ、少しボトムハンド側の大胸筋や上腕二頭筋に張りが来そうなフィニッシュになっているあたり、既に悪影響が感じられます。また、少し胸元が窮屈そうに縮こまったスイングが有るのも、片手フォローの悪影響としては典型的なものです。

 今、両手で振ろうとすると、あまりいい感じでは無いかもしれませんが、暫く続けて行くと良い感じになってくると思います。そして、そこでまた片手でフォローを取るといい感じがしますが、そこで騙されない事が大切です。ずっと両手で振っているからこそ、タマに片手で振った時にいい感じになるんです。下の動画の0.22〜のバッター(ピンクのシャツ)のように、コンパクトでも良いので一点に力が集約出来るようなスイングが良いです。もちろん、大きく振れればそれが良いのですが、脚上げ型で両手で振り抜くと下の動画のような感じになる場合が多いと思います。いずれにしても、基本的に両手で振リ抜くと言う姿勢でいた方がタマ際に強く、勝負強い打者になれるはずです。
 
 そしてまたこれは話すと長くなるので詳しくは省略しますが、日本人は骨格の特徴上、片手で振る悪影響が出やすいんです。簡単に言うと腕と体の連動性が低いからです。パワーの問題も有りますが、それだけでは有りません。外国人の場合、連動性が高いので、多少腕で派手な動きを取っても、それが体幹と連動しているので打てる(例えばジマーマン)のですが、日本人の場合、腕で派手な動きを取ると、体幹と腕の連動性が失われ「手打ち」になりやすいのです。ジマーマンの腕の動きを日本人がやると、まず打てないでしょう。ですから、日本人は特にそのあたり気を使う必要が有ります。

 また、特にパンチャータイプの適性として、バシッと鋭く振って、インパクトの一点に力を集約させるような振り方をする事が重要で、その結果としてフォローが大きければ理想的ですが、フォローを大きく取ろうとして、体を過剰に回したり、バットを投げ出すようにブラーンと振る(MLBの福留や中日の和田)のはスインガー的な感覚でパンチャーには適応しません。その意味でも、両手で振った方が力が一点に集中させやすいから、良いのです。良く言うのですが、同じ左バッターでも福留と後藤(オリックス)の違いがスインガーとパンチャーの違いを良く表しています。坂口(オリ)は当然スインガーです。西武の栗山がパンチャーです。

 続きます。

 最後に、グリップが体幹部との連動で作れていないので、腕の力でバットを握る割合が大きくなっています。もう少し体幹部との連動でグリップが作れると体幹部の力が活かせるのですが。

 グリップの体幹部の関係については以下の記事(特に3)をお読みください。また、こういった構えが作れるようになるためには、腸腰筋その場ステップリズム股関節伸展スクワットが大切になります。まぁ、あんまり公園などではやらない方が良いでしょう。動画では一瞬のスキをついて強行しましたが。

 体幹部操作(1)
 体幹部操作(2)
 体幹部操作 (3)

 以上です。ラボおよびゲスト動画コーナーに来られた方の中でも、かなりレベルが高い方である事は確かです。後はどこまで実践して頂けるかですね。オートマチックステップの動画もお送り頂けると、ゲスト動画コーナーで分析します。

 

 グリップについてはこちらの動画の方が良いでしょう。体幹部との連動しており、そのせいか、スイングにもまとまりが有るように見えます。

 どうもありがとうございました。また何でもお聞きください。

# by guestmovie | 2011-11-23 00:18 

プロ草さん



 進歩の跡は見られます。動きも少しづつ良くなっています。後はなんだかんだ言って運動性の向上で、ストレッチと素振りの二面作戦で行くしかないでしょうね。

 続きます。

 始めの、塩ビパイプを使った素振りはかなりそれらしくなってきました。一つ問題が有るとすれば構えてから振るのが早すぎるという事です。(以前、逆に遅すぎると言う話をしたと思いますが。)
 揺らぎの一つの目的は、揺らぎながら、一番しっくり来る構えの場所を探す事に有ります。しかし、今の状況だと、あまりにもその辺が無頓着すぎると言うのが一点です。
 もう一つは、揺らぎに連動して前足のカカトで脚ふみする感覚が他の動画を見ても、少しあると思います。それをやってください。(脚踏みはあくまでも体重移動の結果です)
 これをするだけで、スイングで下半身の力が使えるようになります。ただ、大切な事は揺らぎの連続で振るのでは無く、一度、止まってから振る事です。コツはカチッと止まるのでは無く、脚踏みを止めると自然にフッと止まってくれます。それからスイングです。

 続きます。

 長らくお待たせしております。5月14日に帰宅するまで更新が難しい状況なのでしばらくお待ちください。

 やはり大きな問題としてあげられるのが、フィジカル的な取り組みがあまり無いのでは無いかという事ですね。股関節の割れ、絞りと同時に動画のように腸腰筋をストレッチする事が非常に大切です。これを素振りの間に素振りとの時間的比率2対1くらいで挟んでください。それによって、これまでに書いてきましたような構えのバランスに近づけます。

 

続きます。

 振りは雰囲気が出てきましたが、黒人的なフィーリングが有りません。このフィーリングは伝える事が難しいのですが、かなり重要です。それが無いというのは言葉で説明するのは難しいのですが、フィーリングを知ってる立場から見ると、見て解ります。例えば下の動画のトップバッターさん等はかなりフィーリングが有る方です。



 ですから、七類誠一郎のインターロックエクササイズを徹底的に行い、踊れるようになってください。冗談では無く本気で踊れるようになってください。(「振り」を伴う日本的な意味での「ダンス」では無く、音楽に合わせて身体でリズムが取れるようになってくださいと言う意味です。)また、とにかく黒人打者に注目して、出来るだけ多くのバッターを繰り返し見てください。自分以外のバッターにどれだけ関心を示せるかが、上手くなるか否かの境目でもあります。
 その上で、私のストレッチ等を素振りの間に挟んだりして、そのフィーリングをバッティングに活かしていってください。この身体の使い方が出来るようになると細かい技術も解決していきます。
 とにかく、このフィーリングが無いので理屈で言っても入っていかない人が多いのが日本人の難しいところです。今まで使っていた筋肉と反対の筋肉を使うくらい感覚が変わる事です。骨格の形態を見ると、その素養は有るのでがんばってください。

 また、スローイングに関しては以前の記事でも書きましたが、最初の歩幅が広い事が脚を挙げるときの身体の後ろへの重心移動を生み出し、その切り返しで骨盤が流れるので軸脚のキック力をロスしている(始動ポジションの形成に問題が有ります。)事と、セットポジションの手の形に問題が有るのでテークバックの動きが良く有りません。

 以上です。それではまたがんばってください。

# by guestmovie | 2011-04-22 05:15 

ヤスさん

http://m002154.ppp.asahi-net.or.jp/~yasu/BaseBall/yasu_110306.mov

 いろいろと考えておられるようですが、全ての具体的な身体動作から意識を抜いて、ボールを捉えて強く打つ事だけに集中するというのが絶対的な基本ですよ。

 続きます。

 頂いたメールの内容を転載させて頂きます。

>数年間、なかなか進歩がなかったのですが
一昨年の秋に、いくつかのことに気がついて
急にヒットが出るようになりました。

 以下は、今でのバッティングの修正点です。

・今まで、打ちに行く瞬間に、体よりも先に腕を動かしていました。
 一度、ゆっくりと大げさに、体から動かすようにしてみて
 それから、打とう思ったら、自然に体が動くように
 フォームを組み立ててみました。

・バットのヘッドとグリップを並進させる時間を長くしてみました。
 上から見て、バットの起動が円を描くようだったのを
 捕手 <-> 投手方向に長い楕円形を描くようにバットを振ってみました。
 これによって、当たったボールの高さ方向の角度が安定しました。
 (今までは、ゴロやフライになることが多かったのです)

 これは、ネットで検索して見つけたコツです。
 当てやすいのですが、ヘッドスピードは、落ちるようです。


● すいませんが、上記の内容だと、私の理論を理解して頂いていないとしか言いようが無いです。今の調子はどうでしょうか。まだ調子良いですか? 数年間、調子が出なかった理由は、結局私の理論のもっとも本質的な部分に対する理解がスッポリと抜け落ちていたからだと思います。

 要するに、誰に何を聞かれても、「来た球を打つだけ」と言うしか無いんですよ。ですから、スイングの中での具体的な身体の動きの全ては意識してはいけない動作なのです。バットの軌道も、腰や脚の動きも全部です。つまり有る意味での「無」です。ですから、来た球を思いっきり(もちろん有る時は正確性を重視して、また有るときはパワーを重視しても良いでしょうが)打つしか無いという事です。こうやったら打てるとか、バットをこういう風に出せば上手く行くとか、そういうのは本質的には何も無いんです。もちろん、上手く行くときも有ります。それはその時々の状況で化学反応を起こしているのと同じで、要するに、風邪薬を飲んだら熱は下がるけど、毎日飲み続ければ逆に病気になるのと同じなのですが、風邪を引いた時に風邪薬を飲んで、これさえのみ続けていればこれからずっと健康でいられると(バッティングで)勘違いしてしまう人が多いのです。
 もう一度言いますよ。コツなど何も無いです。トンカチで釘を打つのと同じ事です。(ソッチの方がまだコツがありあそうです。)
 コツを探している限り、結局は存在しない蜃気楼を追い求めてさまよい続けるしか無いという事です。来た球を強く打つしか無い、具体的な身体の動きから意識を抜く事が大切だと言う事が解れば、そういう迷いを持たずに済む分、それだけでも大きい意味が有ります。
 つまり、バッティングの中では、掘っても何も出ない穴を堀り続けている人が殆どだと言う事です。有る意味、超一流の人は、そういう所をスルーしてます。掘って宝を探し当てたのでは無く、最初から穴を掘ってないだけなのです。
 ただ、それは当たり前です。野球選手は学者じゃないからです。ただそういう事を言っている選手もいます。バリー•ボンズも「バッティングは感覚的なものだ」と言ってますし、強く打つ事しか考えていないと言うメジャーリーガーも多いです。もちろんその中には荒っぽいバッターもいますが。

 ただ、

>・今まで、ボールが当たるタイミングでの手首の形が
 いいかげんだったようです。
 そこで、
 ボールが当たるタイミングでの手首の形を確認してから
 逆再生に体を動かして構えを作ってみました。
 最初は、両腕をたたんだ小さい構えで試していましたが
 (両肘が、くっつくような構えです)
 延々と、バットを振っているうちに
 今のような構えになってきました。

 ●上記は良い取り組みだと思います。人それぞれやり方が有ると思いますが。つまり、構えという随意的な領域の事であるからです。スイングは全てが不随意なので、そこに随意を持ち込んでよい事は本質的には無いという事です。(風邪薬のような例は有ります。)

 構え以降は、身体の動きは一切意識しないでください。意識(脳)の仕事は具体的な身体の動きをコントロールする事ではなく、それを中央から統括する「バランス、リラックス、コントロール(ミート)」等という抽象的な部分にあります。

 身近な例でお話します。置きティーありますよね。あれは恐る恐る当てようとすると逆に上手く行かないですよね。以外と、思いっきり振った方がなぜか不思議にあたりますよね。大雑把に言うと、それと同じ事です。恐る恐る当てにいくのが良く無いのは、バットの軌道を脳が意識してしまい、腕の筋肉が随意的な収縮を引き起こしてしまうからです。

 続きます。


 取りあえず、音声解説入りのスローモーション動画を作りました。一言で言うと、いらない動きが多いです。それは身体の動きを意識的にやってる部分で出ています。おそらく、最初の弾むような動きがヤスさんの仰る「身体から動かす」という部分で、バットを横に寝かす動きが「バットのヘッドとグリップを並進させる時間を長くしてみました。」という意識によって起きた部分なのでしょう。

なぜか貼れないのでリンクにします。

http://www.youtube.com/watch?v=x_WXK1OE0g8

 とにかく、私の理論を実践に活かすのであれば、「具体的な身体の動きは一切意識しないで、来た球を強く打つ事だけを意識する」という事は徹底してください。この部分をやらないで、他のところだけ取り入れてもらっても、それは私の理論とは無関係なバッティングになってしまいます。ですから、私には説明のしようが無いんですよ。別に何も私の理論に則ってバッティングをする必要性などサラサラ無いわけですから、変な意味に取らないでほしいのですが、要するに、今のヤスさんの感覚のまま聞かれても、私としてはまず「具体的な身体の動きは一切意識しないで、来た球を強く打つ事だけを意識する」というスタートラインに立って頂かないと、話を始めようが無いのです。今からでも遅く無いですから、これだけは解ってください。

 ヤスさん、あなたはまだ塚口理論のスタートラインに立っていません。私の理論を「やっていない」という事です。それだけ伸びしろが有るという事です。よければ今からでもやってください。

 続きます。

 長らくお待たせしております。5月14日に帰宅するまで更新が難しい状況なのでしばらくお待ちください。

 ヤスさんの問題として、やや大腿四頭筋で体重を受ける事が有ります。股関節の割れ、絞りと同時に、下の動画のようなトレーニングを素振りとの比率で2対1くらいでやってください。

 

 続きます。

 まずヤスさんの場合は、本で言うと4章までの基本メカニズムを徹底的に理解して、私に説明出来るくらいになってください。
 その上で、これもまた徹底的にストレッチ等を行い、黒人的な身体運動性を追求してください。七類誠一郎氏のインターロックエクササイズを行い、踊れるようになってください。その上で、揺らぎ体操や、腸腰筋その場ステップ等を行い、フィーリングを掴んでください。
 そうすると、細かい技術的な部分も改善されていくでしょう。「基本メカニズム」「基本メカニズムから得られる 無心になって打つという結論」「黒人の身体機能の確実」このあたりの事をどこまで本気になってやれるかです。また、黒人打者を出来るだけ多く見てください。自分以外のバッターにどれだけ関心を持つ事が出来るかが、上手くなれるか否かの境目です。

 ではがんばってください。以上です。

# by guestmovie | 2011-04-22 05:13 

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